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むかしの歌人のよう?

高校時代からの友達から、



「弘前公園の周りを車で回ったら、

桜が満開だったよ!

麻子のお母さんが見たがってたって言ってたから

お知らせした〜絵文字



という内容のLINEが。



今年はコロナウイルスの影響で

弘前公園は封鎖、

今頃、人知れず静かななかで狂い咲いているかと思うと

なんだかすこしこわくもありますが。





それにしても、この友達とはこんな風に

高校時代からの付き合いでして、

「木蓮の花が咲いてたよ!」

とか、

同じ学校の同じ学年にいるのに

お互い短い手紙を書き合う仲でした。



これって、

昔の、万葉集とか、

そんな季節をお知らせし合う

とても風流な関係なのでは(笑)



確かに私は

この時に書いた手紙をこの友達に、当時の高校の国語の先生に見せられ、

そしてその先生に誘われて後々、短歌の世界へと足を踏み入れることになりました。



結社に入り月一回の歌会にも参加しましたが、

毎回

国語辞典と、古語辞典と、漢和辞典を持参し、

とても楽しい時間でした。



今でこそ文字と向き合う時間がなくなり、そういう短歌を作ったりする
ことはなくなりましたが、


あの経験や時間は私にとってなくてはならないものだったし、

更に後々、

一曲だけ(笑)作った歌曲の歌詞にもなったりして

それはそれで収穫もたくさんありました。



3冊も分厚い辞典を持ってまで

読み解きたいもの、



それはつまりひとの心だったり、

または自然の美しさなのかもしれません。



音楽についてもこの点ではとてもよく似ていて、

楽譜は一見して記号だらけですが、

それらは作曲家たちがどう演奏して欲しいかのメッセージであり、

それぞれが何を表現したかったかの手がかりでもあります。



それはとても文学的でそれでいてとても数学的。


意外と奥が深い上に、

速さや強さだけではなく、

音符には色や空気感や温度なんかも

求められたり。



そしてそれは

単純に感情に任せているだけでは表現出来ないことがあって、

その気持ちをより良く表すために必要なのが、

技術です。




普段、技術のみの演奏はとてもつまらない、

とよく言う私ですが、

実は技術こそ感情を操る手段です。

(もしかして技術=理性なんだろうか)




とにかく、だいぶ話はずれましたが


季節の移り変わりも

ひとつの音楽や人生なのでは、というような気がした、


友達からの桜満開お知らせLINE

でした(笑)




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今やこういう場所に桜の写真を載せるのは
「密を促す」のでまずいと言う。

あ、この写真は桜じゃなくて、駅、駅を撮りたかったの、ホントだよ?(笑)


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